2003-03-27 第156回国会 参議院 総務委員会 第8号
わずかばかりの金額ですよ、と思うんですけれども、恩給支給分の減額を基金とした援護法的なものを考えられないかと、中国孤児、中国残留孤児に対して、中国残留婦人と残留孤児。これについての御所見を伺わせていただきたいというふうに思います。
わずかばかりの金額ですよ、と思うんですけれども、恩給支給分の減額を基金とした援護法的なものを考えられないかと、中国孤児、中国残留孤児に対して、中国残留婦人と残留孤児。これについての御所見を伺わせていただきたいというふうに思います。
一応拉致と区別をしながらも、しかし、この中国孤児の皆さん方に対しても十分に考えていきたいと思っております。
私も、残留婦人、中国孤児問題等に長い間かかわってまいりましたが、どうかこのことも本当にあのソ連の侵攻後の、私は残留婦人の皆さん方は本当に犠牲者だと思っておりますから、どうか温かく今後ともそのような措置をぜひとっていただきたい、心からお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
○政府委員(佐々木典夫君) 中国孤児あるいは残留婦人等の調査の実施状況あるいは孤児数、婦人数等でございます。 平成五年四月一日現在で、日中両国政府間で把握をいたしております残留孤児数は二千四百五十七名でございます。それから、中国に在住しております婦人等は千八百名程度というふうに私ども把握いたしてございます。
中国孤児の帰国後、就職なさっておりましたけれども、何らかの理由でやめられた方々がいらっしゃるわけなんですが、就労しない理由というのが「病気のため」というのが三五・七%、「日本語が十分にできないから」とおっしゃる方が三一・四%というようなことです。
大坪 正彦君 外務大臣官房審 議官 高島 有終君 厚生大臣官房老 人保健福祉部老 人福祉課長 中村 秀一君 厚生省保健医療 局企画課長 荒賀 泰太君 厚生省援護局庶 務課長 田島 邦宏君 厚生省援護局庶 務課中国孤児等
いずれにいたしましても、先ほどからの委員の御質問、サハリンからの一時帰国者の問題にいたしましても、中国孤児の問題にいたしましても、こちらも一生懸命やっておりますが、現場の具体的なケースを聞いてみますと、胸の痛むようなケースが実際あるということは私も否定をいたしておりません。
○国務大臣(津島雄二君) いわゆる残留婦人の問題でございますが、中国孤児の方々同様、戦争前後の混乱で並み並みならぬ御苦労をされたということは論をまたないわけでございます。そのような意味で、我々としては可能な範囲内で援護の実を尽くさなければならないという気持ちでございます。
石川 雅嗣君 事務局側 常任委員会専門 員 原 度君 説明員 内閣総理大臣官 房参事官 榊 誠君 法務省入国管理 局入国審査課長 堀口 松城君 厚生省年金局年 金課長 松本 省藏君 厚生省援護局庶 務課中国孤児等
その一つが戦没者の遺骨の収集、中国孤児問題、恩給欠落者の救済問題、台湾人元日本兵の補償問題、シベリア抑留者に対する補償問題、北朝鮮残留孤児問題、日本人妻の問題、国家補償に基づく原爆被害者の問題等々枚挙にいとまがございませんが、まず厚生省の認識をお伺いしておきたいと思います。
報道によれば、厚生省は、来年度全国に約二十カ所の研修センターを新設して、帰国中国孤児の定住先での日本語指導や生活相談、就職活動を国が一貫して世話し指導する体制を強化する方針と聞くが、そうだとすれば、これはまことに時宜を得た施策であり、ぜひ推進してもらいたいと思うが、それについての総理の御見解を承りたい。 次に、海外における子女教育と帰国子女の受け入れ教育の問題であります。
要は、こういう制度を私ども行政の努力が足りなくて引き揚げてこられた中国孤児の方が十分御存じないために、不安がっておられる面が多々あるのではないかと反省している次第でございまして、私ども日本の年金制度を十分今後PRすることに意を用いますとともに、一日も早くやはり自立をしていただいて、先生の今お話のありますような、就職等によって厚生年金等にお入りいただきますと基礎年金にさらに上乗せした年金がもらえるということでございますので
所沢の定着促進センターが本年度は今までの倍ぐらいに増強されることになっているはずですが、その進行状況と、また都道府県への委託事業として、先ほど局長さんが少し触れられましたが、六十年度までは月四回だった派遣回数を本年度から七回にふやして、ふえた分三回は日本語教育に充てることになっているという、いわゆる自立指導体制の状況、またあわせて来年度の中国孤児対策についての計画並びに、要求で結構ですが予算について
ちょうど中国孤児が帰ってくるものですから、この機会にと思って援護行政を取り上げてまいりましたら、少し時間を食い過ぎましたが、これからちょっと医療行政についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 御承知のように、九月十五日、社会保険庁から、政管健保、政府管掌健康保険の六十年度の収支決算が発表されたわけですが、これによっても、単年度の収支が五年連続して黒字決算になった、こういう発表ですね。
ですけれども、余りそのことにこだわって、結局たくさんな中国孤児がその肉親捜しの機会を失ったということであれば、これはもう大変なことですから、そういう意味で、今申し上げますように、今後の方針についてもう少ししかとした方針をひとつ承っておかぬと、ちょっとこの問題で引き下がってまいるわけにいかぬ、こう思います。
この十月十四日には第十三次の中国孤児が来日をいたします。それから、それに関連する例えば遺骨の問題もございますし、また、これは主として東南アジアですけれども、元日本兵がある程度の数残っておるというような問題がございます。恩給その他は逐次改善されつつございますけれども、しかし、今私が申し上げました三つの問題は、やはり時間を急ぐことです。
○柴田(睦)委員 今までの交渉の経過で、例えば中国孤児に世帯更生資金の貸し付けというような方針が出されたりして孤児の個人責任として処理するというような態度が出されたことがありました。今日の段階におきまして確認したいことは、孤児の個人責任に帰することはしたいという点、それから孤児に対する国の求償権は行使したいという点、これは確認できることでありますか。
○佐藤昭夫君 私も、既に出ております同僚議員の質問と多少重なる部分もあろうかと思いますが、被爆者対策の問題と中国孤児引揚者に対する援護対策の問題などを中心に質問いたしたいと思います。 まず、私の地元、京都の原水爆被災者懇談会、ここが毎年、京都在住の被爆者を対象に健康と暮らしに関するアンケートを実施しております。
○政府委員(吉原健二君) 先ほど来いろいろお尋ねがあるわけでございますけれども、私どもも、中国孤児で日本に永住帰国された方につきましてできるだけの援護対策をとりたいという気持ちは全く同じでございますけれども、今御質問の、年金制度の上で何か特例的な措置ということにつきましては、率直に申し上げまして、なかなか難しいのではないかというふうに思っているわけでございます。
○政府委員(吉原健二君) 中国孤児の方につきましても、これから将来に向かって保険料を掛けていただく、その場合に生活保護等を受けておられる場合にはもちろん免除の措置があるわけでございますけれども、年金制度におきましては、過去にさかのぼって保険料を納めていただくとか、あるいは免除の措置をとるということが制度の上でどうしても、いわば率直に申し上げましてできないと言っても言い過ぎでない措置でございますので、
私の友人に奈良県で中華料理店を今経営している中国孤児の方がいらっしゃるわけでございます。この方は日中国交回復前に日本へ帰ってきたものですから、今の孤児の皆さんほどの温かい指導や手当がなかったわけでございますけれども、その中で一生懸命中華料理の店を経営して頑張っておられる。
次に、中国孤児の関係で伺いたいと思うんですが、去る三月の七日に私ども国会議員友の会で、中国より帰国した孤児の方々から日本における生活について面接話を聞く機会を得ました。そこで、きょうは中国残留孤児の方々の今後日本に定着して自立していくための抱えている諸問題について、以下具体的にただしたいと思うんです。しかも、政府のより積極的な施策の実現、諸制度の改善を含めて要請をいたしたいと思います。
○政府委員(吉原健二君) 中国孤児の方の年金の問題でございますけれども、これらの方々、日本にお帰りになりまして、厚生年金に加入されるなり、あるいは自営業の場合には国民年金ということになるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、これからの年金の加入期間に応じて年金額が決まってくるわけでございます。
最近非常に中国孤児問題に対して多くの投書が毎日、新聞に載せられておるわけでありますが、以下質問に関連をいたしますから二、三紹介をしておきたいと思います。 まず、今申し上げました愛知県の中沢さんの中身でありますが、実はこう書いてあるわけであります。 今朝の中国残留孤児の記事を読みながら私はこの言葉をかみしめていた。 ほんの五、六行の記事である。
では、外務大臣にお尋ねしますが、今北京大使館には、この中国孤児関係は厚生省から一人しか行っていない。そうしますと、東北地方にいっぱいおるわけですよ。その東北地方のそういう領事館ですか、瀋陽の領事館か総領事館が、どっちですか。総領事館ですね、落陽の。そこにやはり専属の人がおるのですか、それが一つ。
そこで、先生御案内のとおりでございますが、厚生省におきましても、帰国しました中国孤児、それの家族のとりあえずの落ちつき先として中国帰国孤児定着促進センター、これを五十九年二月に開設いたしました。
また関係閣僚、厚生大臣や文部大臣や労働大臣や外務大臣や大蔵大臣にもお尋ねをしたいのですが、一人一人聞いておると時間がありませんので、総理に代表して伺いたいのは、NHKがつい最近「雨ふりお月さん・私に日本語下さい」という中国孤児の番組をいたしました。また「二つの祖国」というのを、ついその前でもいたしました。